雨降り


ゲリラ豪雨っていつから使われるようになったのでしょうか、すっかり定着しましたね。

今日は急な雷雨に見舞われて、濡れ鼠のようになりました。辛い。

 

でもきれいな雷を見たので少しラッキー。

雷が光ると、思わず時間を数えてしまいます。どれくらい近いのかな、とか考えてしまって。

そう思うと怖いというより、怖いもの見たさみたいなところがあるのかもしれません。

 

 

そんな雨の日は、できるだけ家に居たいですね。蒸し蒸しして体が怠いですし、濡れると服が張り付いて気持ち悪いし、髪型も決まらないし、あまり良い印象はありません。

でも、雨が降る様子を見ているのは私はとても好きです。

 

 

私の通った小学校は山のそばにありまして。

校舎の裏がすぐ山だったので、教室から山が丸見え。たまに授業で散策にも行っていたので、他のクラスが山に行っているときは授業中でも手を振っていました。もちろん先生込みです笑。おおらかな学校でした。

 

それだけ山が近いので、雨の日は窓から葉っぱをはじく雨の音が聞こえていました。さすがに大雨のときは窓を全開にはできなかったのですが、小雨ぐらいであれば少し窓を開けていましたし。

そんな、生えている草を雨がたたくのをぼんやり窓辺で見ていることが好きでした。

大きな葉に雨が当たると葉っぱが揺れて、音楽を奏でているような。まるで鍵盤を弾いているみたいで。

休憩時間に同じクラスの友人と、ぼんやり眺めたのを覚えています。

 

あんなゆっくりした雨の日の過ごし方、贅沢だなあ。子どもの頃の方が、時間の使い方が上手なのかもしれませんね。

雨に濡れた土の匂いとともに、なんとなくそんなことを思い出しました。

 

 

なので「濡れる」要素がなければ、雨の日は好きです。

でも、そういう日に限ってお出かけの予定が入っていたりするんですよね...私は偶然そんなことが多く、遠くに住んでいる友人のところへ遊びに行ったとき「いつも雨を引き連れて来てる」と言われたことがあります笑

本当に、たまたまです。梅雨時期だったということもあると思うんですけどね。

 

やはり雨の日はお家の中でゆっくり過ごすのが一番。

 

 

ざあざあと降る雨の音も、眠気を誘う静かな音。

雨が降らなければ降らないで寂しいので、今少しこの時期を楽しむこととします。

 

お題「雨の日の過ごし方」