今、家に桃があります。しかも2つも。
ちょっとまだ硬いので、食べ頃を見定めている途中なんですが。
毎日桃のおしりを傷んでいないか確認しています。腐らさないように、けれども一番美味しい時に食べたい。
桃をチェックしながらパックの隙間に鼻を近づけると、甘くて爽やかな桃の良い香りが。嗅いでいるだけで幸せな気持ちになります。思わず何度も嗅いでしまって、それだけで食べた気になるような笑。
食べる前から楽しめる事のひとつです。
桃は果物本来の香りと人工的な香りの差があまりないような気がしますね。
香りが強いから人工的にも作りやすいのでしょうか。
子どもの頃、買ってもらった雑誌に桃の香りのロールオン式香水がついていて。それがとてもいい香りで、手首に塗ってはくんくんと嗅いでいました。小さな香水だったので、あっという間に無くなってしまい悲しかったことを覚えています。
ああいう雑誌の付録って、年々クオリティが高くなっていますよね。子ども用の雑誌でも、大人が思わず欲しくなるようなものもあって。企業努力の成せる業でしょうか、子どもの頃にもし今の付録があったらと思うと何でも欲しくなって困るだろうなあ。
桃というとピンク色ですが、私はどちらかというと黄色いイメージもあります。薄いクリーム色。手に入りやすい桃の品種が、白桃だったからでしょうか。
一個丸々真ピンク色の桃を初めて見たときは驚きました。本当に「桃色」なんだなあって。品種によってこんなに色味が違うとは思っていなかったです。
あと少し硬いものは薄い緑色。渋いときもあるけど、香りは桃の香りがしていくらでも食べれてしまいます。食感がさくさくしていて、食べごたえがあるところも魅力的。
種の周りのちょっと酸っぱいところも好きです。
黄桃は缶詰でしか食べたことが無いのですが、あれも好きですねえ。甘いシロップに浸かった柔らかい黄桃。黄桃もシロップも楽しめて、ちょっとお得感がありませんか。
初めて缶切りを使って開けたのが、黄桃の桃缶でした。缶切りって難しいですよね。小学生の時なのでてこの原理も良く分かっておらず、開けるのにかなり時間がかかった覚えがあります。開けたときには得も言われぬ達成感が。
苦労して開けた桃缶、美味しかったです。
パックの隙間から嗅ぐ桃の香りも、そろそろ終わりかなあ。
食べて楽しむこととしましょう。