洗ってすっきり

 

何かひとつのことに集中していると、妙に身体に力が入って身体がこわばることがあります。まばたきの数も減っているので、気づくと身体がバキバキ・目がしょぼしょぼになっていることも。

 

そのことに気づいたときって、すでに集中力が途切れているときなんですよね。

集中していたら目の前のものだけが見えて何も聞こえないような感覚で、いわゆるゾーンに入っているみたいなこと。

ゾーンに入ると言うと『黒子のバスケ』を思い出しますねえ。あの漫画から流行ったのかな。以前からそういう状態になることはあったけれど、名前がついて浸透していったのはあの漫画からな気がします。

 

 

集中が途切れたけどまだ仕上げなければならない仕事が残っているなど、気分を切り替えてし続けなければならないときってあると思います。

その時にわたしがしていること。

それは「手を洗うこと」です。

 

 

特に座り仕事だと、座りっぱなしでいつの間にか足も腰も痛くなってしまいます。良くないことはわかっているのですが、脚を組んだまま動かないこともあるのでなおさら。血流も悪くなりますし、身体が歪んでしまいますしねえ。

なので、一旦席を立ち意識的に動くようにしています。

 

でも、ただ立ちあがるだけではあまりリフレッシュにはならないんですよね。許されるならラジオ体操をしたいくらいなのですが、なかなか人前だとそれも難しく笑

 

そこで行くのはお手洗い。少しでも歩いて、身体を動かします。

お手洗いにつくと、丁寧に手を洗います。指の間や手首など、石鹸を使って洗っていきます。

そうするとなんだかすっきりして、気持ちが落ち着いてくるんですよね。石鹸の良い香りと、水で少しひんやりとした手。水にふれて洗い流すという行為によって、どこかにいった集中力が戻ってくるかのようです。

 

コロナ禍で手洗いの習慣がついてからというもの、その気持ち良さを改めて実感しています。

頻繁に洗いすぎると、手が乾燥してあかぎれやひび割れてしまうので注意ですが。これからの季節は特に乾燥に気をつけなければなりませんね。

 

 

ちょっとした手洗いでリフレッシュして気持ち新たに集中できるので、おすすめですよ。

コロナもそうですが、インフルエンザや風邪などが流行るこれからの季節にももってこいです。

 

 

手洗いをして気持ちをすっきりさせつつ、これからの冬を過ごしてみませんか。

 

お題「集中が途切れたときにはこれをする」

 

おにぎり談義

 

みなさん、こんばんは。

滔々と語る声が好きです。そのよどみなさをみるに、どれだけ練習したのだろうと想像します。“とうとうと"という漢字って難しいですね。

緩急のある話も、聞いているとあっという間に時が過ぎていきますね。ジェットコースターとまではいきませんが、アトラクションに乗っているような。

どちらも話の内容の興味深さもさることながら、話者の力や魅力があふれているなあと思います。

話が上手な人って、言い方を変えれば魅せ方がうまい人ということかもしれません。

 

 

 

最近、お弁当におにぎりを作っています。

おにぎりって、無性に食べたくなる時がありませんか。

中身を梅干しにして、のりを巻いて。焼きのりよりも味付けのりが好みです。手がべたべたしてしまうけれど、あれが美味しいんですよねえ。

 

のりはしっとり派とパリパリ派、みなさんはどちらでしょう。

私はどちらも好きで、正直甲乙つけがたい…自分で作るとのりを巻いてからお弁当箱に入れてしまうので、必然的にしっとりになってしまいます。別添えでのりを持って行くことも考えたのですが、大袋入りのものを使用しているので難しいんですよね。

以前、アルミホイルを使用してコンビニのおにぎりのように食べる直前にのりを巻けるような包み方を見たのですが、あれを朝にできる気がしないです笑。慣れてしまえばパパっとできるのですが、難しそう。

時間に余裕があるときにやってみようかなあ。

 

コンビニおにぎりのパリパリも好きです。コンビニのおにぎりって、本当に良く研究されているなあと思います。具とのりのバランスが素晴らしくて、食感と風味が最高ですよね。

おにぎりとは離れますが、コンビニの手巻き寿司も美味しいです。酢飯が美味しい。

コロコロ転がして作るのも、何だか楽しくて好きです。勢いあまって、おむすびころりんならぬ手巻き寿司ころりんにならないように注意です。

 

おにぎりの具で外せないのが、梅干しとツナマヨ。鮭も明太子も好きだなあ。

自分で作るときは、梅干しが一番ですね。お弁当にごはんと梅干しをいれているのと材料は変わらないのに、形態が変わるだけでなぜあんなに美味しくなるのでしょうか。

 

 

 

おにぎりについて思い出したことがあります。

子どもの頃に数人の友人たちと遊びに行く時、それぞれお弁当を持たせてもらって遠出したことがありました。

お昼になってお弁当を食べようとした時、おにぎりの話になり友人と交換したんです。いざ、食べようと思ってかぶりついたら何かが歯にあたる音が…それは梅干しの種でした。梅干しが、種ごと丸々入っていたんですよね。

歯に当たって痛いやらなんやらで、とても驚きました笑

 

思い返してみれば、いつも母が作るおにぎりは梅干しの種が取り除いてあるものでした。そのひと手間が、母の愛だったのでしょう。

今、私もおにぎりを作るときは必ず梅干しの種を取り除くようにしています。何せ痛かったですし笑

 

こういう、なにげなく手を加えることの大切さが身に染みます。

 

ほっくり・もちもちのいももち

 

ゆるやかに葉物の値段が上がっているように思えるこの頃。

お芋やごぼうなどの根菜類はまだ値段が落ち着いているので、ついそちらばかり手が伸びています笑。元々根菜類が好きなこともありますが。

 

その中でも、じゃがいもを購入することが増えてきました。

メークイン、男爵、きたあかりなど品種によってこんなにも食感が違うのかと面白く、色々な品種を購入しては楽しんでいます。

 

 

じゃがいもを購入するといつも作るのが、今回ご紹介するいももち。

もちもちとした食感で、腹持ちも良いので少ない分量でも満足感のあるおかずです。おやつとして作り置きもできますよ。

ほっくり・もちもち!いももち

材料

  • じゃがいも 小5~6個(約300g)
  • 片栗粉 大さじ3
  • マヨネーズ 大さじ1
  • 塩 少々
  • 油適量

★味付けの分量

  • 醤油 大さじ1.5~2
  • 砂糖 大さじ1
  • みりん 大さじ1

 

作り方

  1. じゃがいもの皮をむき、約2~3cmの四角形の大きさに切る
  2. じゃがいもを水にくぐらせ水を切った後、耐熱容器に入れふわっとラップをして電子レンジで6分温める
  3. じゃがいもが柔らかくなったら満遍なくつぶす※やけど注意
  4. 片栗粉、マヨネーズ、塩をいれて混ぜる
  5. 6等分にし、平たく潰した丸形にする
  6. 中火で温めたフライパンに油を入れ、両面焼く(片面約3分)

 

味付け

甘じょっぱい砂糖醤油の磯辺焼き

いももちが焼けたらフライパンにいももちを入れたまま、醤油、砂糖、みりんを入れて煮詰める

 

 

 

いももちって、つなぎとして牛乳がよく使われています。ですが、私は牛乳をあまり飲む機会が無く、常備していないのです。豆乳は多いのですが。

以前牛乳で作ったときに特に牛乳の味がしなかったので、つなぎであれば何でもいいのではと思いマヨネーズを使ってみました。するとまとまりも良く、味も変わらないのでこちらで代用するように。マヨネーズなら冷蔵庫にいつでもあるので、思い立った時に作ることができます。

 

じゃがいもをつぶすとき、荒めにつぶすとほっくり感の強いいももちになります。しっかりつぶしてペースト状にすると、なめらかな餅の状態に近いいももちになりますよ。お好きな食感を試してみてくださいね。

ちなみに私はしっかりつぶす派です。

 

味付けは磯辺焼き風をのせていますが、そのまま味付けをせず皿に盛り、ケチャップをつけて食べても美味しいです。

お弁当のおかずにもできますが、温かい方がよりもちもち感を味わえます。食べる直前に電子レンジで温めることができる方におすすめです。

 

 

もちもちのいももち、これからの季節にぴったりです。

ぜひ一度作ってみてくださいね。

 

まわり道

 

真っすぐな、定められた道を進んでいる人がこの世の中にはどれくらいいるのだろうと思います。

 

見通しが良く、周囲に何もない一本道。

そういうイメージって都会ではないんですよね。一本道って都会でもあるのに、周囲に建物が所狭しと並んでいて、本当に一本なのか定かではありません。

建物はくっついて立っているところもあるけれど、基本的には一軒一軒隙間があるからでしょうか。その隙間を小道とするなら、一本道とは言えないのもうなずけます。

 

そんなことを、コーヒーの木の新しく出た葉の葉脈を見ながらぼんやりと考えていました。

葉脈は人間の血管のよう。生きている証拠。

 

 

 

ずいぶんまわり道をして、しかも長い間迷子になっていたなあと思います。いや、今現在も迷子の途中かもしれません。

 

どうしたら良いか分からないあまりに立ち止まり、道から外れて草むらでふて寝をして。

そのうちに雨が降ってきたので、慌てて道を進んでみたら大きな木があって身体を休めることができて。

服を乾かすついでに、その木の下でまたぼーっと過ごして。

服が乾いても、まだ雨が降っているのでそのまま木の下で休ませてもらって。

今度はその木に愛着がわいて、いつしか雨が上がったことにも気づかずそのまま過ごしているような。

進んでいなくても、確実に時が過ぎていました。

 

 

 

まわり道にしかない景色があると、人は言います。

確かにその人にしか見れない景色なのでしょう。ですが、それを言葉で表そうにもなかなか難しい。人の経験談って、なんだかピンとくるようでこないことがあります。

それでもその人自身の言葉は、時に何かを伝えてきます。言葉通りの意味で捉えきれない「何か」。

だからエッセイは面白かったり、共感したりします。

 

 

真っすぐな道って、その人が思う「普通」なんだろうなあと思います。

「普通」の言葉の定義は曖昧で、人それぞれに違います。その人の中でも「普通」が何パターンもあると思います。

「普通」を選んでも、結果的にまわり道だったということもあるのではないでしょうか。選んだときと進んで振り返ったときは、その人自身が変わっていて「普通」もまた変わっていることもあるでしょうから。

 

だから、悩み過ぎることはないのではと思います。「普通」を選ぼうが「普通じゃない」ことを選ぼうが、構わない。未来の自分によっても違うのだから。

 

選ぶこと自体をできるなら、それでいい。

選ぶことすらできない時期も、人にはあるし必要なことだってあるのですし。

 

 

色々な時期を乗り越えて、まわり道を進んで迷子になって、行きつく先はどこなのだろうなあ。

 

お彼岸の「ぼたもち」

 

みなさん、こんばんは。

急に涼しくなった今日、いかがお過ごしですか。

窓を開けていると良い風が入ってきて心地よいです。これだけ急に涼しいと、一気に秋めいてきますねえ。

 

半袖でいると少し寒く感じるほどです。最近は薄手の長袖と、半袖にカーディガンのはおりものを合わせて着るのと半々で過ごしていました。ですが、これだけ涼しいともう長袖でよさそうです。クローゼットを見直ししなければ。

基本的に春~秋は、どんな気温にも対応できるように衣替えをしないようにしています。そもそも洋服が薄くてかさばらないですしね。ですが、今はさすがに手前側にパッと手に取れるよう半袖があるので、順番を入れ替えておいたほうがよさそうです。

くしくも今日は秋分の日、昼と夜の長さが同じ日です。本格的な秋冬がこれからくるのでしょうね。

 

 

秋のお彼岸がくると、おはぎが食べたくなりますねえ。

諸説あるそうですが、「おはぎ」は秋の植物である萩の花、「ぼたもち」は春に咲く花である牡丹が由来だそうです。

 

実家では春のお彼岸も秋のお彼岸も、基本的には「ぼたもち」を作っていました。

「ぼたもち」は大きくてまあるいもの。小豆ときなこの両方でたくさん作ります。一つ食べるだけで、お腹がいっぱいになるほどです。

いつも作る手伝いをしていたのですが、作っているうちになぜか大きくなってしまいます。よくばってあんこが多めだからだったのかもしれません笑

 

 

あんこは自家製だったのですが、あんこを作るときに小豆を炊いている鍋をのぞくのが好きでした。

ぐつぐつ煮えていく小豆が、あんこに変わっていく様。何とも言えない色味と、甘い香りに心が躍ります。かき混ぜながら火加減を調節するのが難しかったなあ。

以前、『カムカムエヴリバディ』という朝ドラがありました。その中で、「おいしゅうなれ」とあんこをかき混ぜながら作っているシーンを見て、懐かしいなあと思ったものです。

 

最近知ったのですが、炊飯器であんこが作れるそうですね。確かにじっくり火を通すという面では、炊飯器は合っているのかもしれません。

炊飯器って本当に何でも作れて便利です。米を炊くだけなら電子レンジでもできるので、炊飯器を手放すことも考えたことがあったのですが、色々調理ができることを考えるとやっぱり手放せません。

あんこを作るのも挑戦してみようかなあ。

 

 

最後に実家の「ぼたもち」を食べたのはいつだろう。お彼岸に帰省することが無くなってしまったので、もう随分昔かもしれません。

今回は市販の「おはぎ」を食べようかなあと画策しています。