お彼岸の「ぼたもち」

 

みなさん、こんばんは。

急に涼しくなった今日、いかがお過ごしですか。

窓を開けていると良い風が入ってきて心地よいです。これだけ急に涼しいと、一気に秋めいてきますねえ。

 

半袖でいると少し寒く感じるほどです。最近は薄手の長袖と、半袖にカーディガンのはおりものを合わせて着るのと半々で過ごしていました。ですが、これだけ涼しいともう長袖でよさそうです。クローゼットを見直ししなければ。

基本的に春~秋は、どんな気温にも対応できるように衣替えをしないようにしています。そもそも洋服が薄くてかさばらないですしね。ですが、今はさすがに手前側にパッと手に取れるよう半袖があるので、順番を入れ替えておいたほうがよさそうです。

くしくも今日は秋分の日、昼と夜の長さが同じ日です。本格的な秋冬がこれからくるのでしょうね。

 

 

秋のお彼岸がくると、おはぎが食べたくなりますねえ。

諸説あるそうですが、「おはぎ」は秋の植物である萩の花、「ぼたもち」は春に咲く花である牡丹が由来だそうです。

 

実家では春のお彼岸も秋のお彼岸も、基本的には「ぼたもち」を作っていました。

「ぼたもち」は大きくてまあるいもの。小豆ときなこの両方でたくさん作ります。一つ食べるだけで、お腹がいっぱいになるほどです。

いつも作る手伝いをしていたのですが、作っているうちになぜか大きくなってしまいます。よくばってあんこが多めだからだったのかもしれません笑

 

 

あんこは自家製だったのですが、あんこを作るときに小豆を炊いている鍋をのぞくのが好きでした。

ぐつぐつ煮えていく小豆が、あんこに変わっていく様。何とも言えない色味と、甘い香りに心が躍ります。かき混ぜながら火加減を調節するのが難しかったなあ。

以前、『カムカムエヴリバディ』という朝ドラがありました。その中で、「おいしゅうなれ」とあんこをかき混ぜながら作っているシーンを見て、懐かしいなあと思ったものです。

 

最近知ったのですが、炊飯器であんこが作れるそうですね。確かにじっくり火を通すという面では、炊飯器は合っているのかもしれません。

炊飯器って本当に何でも作れて便利です。米を炊くだけなら電子レンジでもできるので、炊飯器を手放すことも考えたことがあったのですが、色々調理ができることを考えるとやっぱり手放せません。

あんこを作るのも挑戦してみようかなあ。

 

 

最後に実家の「ぼたもち」を食べたのはいつだろう。お彼岸に帰省することが無くなってしまったので、もう随分昔かもしれません。

今回は市販の「おはぎ」を食べようかなあと画策しています。