親の習慣、私の習慣


みなさん、図書館は行かれますか。

私は子どものときから図書館が好きで、よく通っています。

 

思えば小学生のときは、学校の図書室に入り浸り。自然と新刊の情報が入ってくるので、いつも真っ先に新刊を貸してもらうこともありました。司書の先生、お元気かなあ。

お休みの土曜日は親と一緒に地元の図書館へ行き。

学校で借りた本と図書館の本が混ざらないように気を付けていました。

 

本を読むことがもちろん好きですが、活字中毒みたいなところもあります。パッケージの裏など、何とはなしに読んでしまうことも多くて。

 

図書館という場所自体も好きです。本に囲まれた場所で、とても静かで。地元は田舎の図書館だったので、あまり人がいなかったのもあるのかもしれません。学生時代はよく勉強しに行っていました。

今住んでいるところの図書館は大きいですが、人が多いので少し躊躇してしまうことも。それだけ多くの人が本を借りるということなので、本の傷みも早いですしね。

蔵書数が多くて、多少マニアックな本も置いてあるのは嬉しいです。

 

 

図書館では本だけではなく、漫画もよく借りていました。図書館に置いてある手塚治虫作品や、はだしのゲンキャプテン翼ジブリ作品もあったかな。偉人系の漫画も良く読んでいました。『ブラック・ジャック』は何回読んでも面白いし、『三つ目がとおる』や『ブッダ』、『リボンの騎士』、『火の鳥』...子供のとき一番読んだ漫画作品は手塚治虫作品かもしれません。

続き物なのにその時ある本を借りていたので見事に飛び飛びで笑。それでも面白かったです。

漫画ばかり読んで、と親に咎められたことはありません。

というよりも漫画と同じくらい本を借りて読んでいたからでしょうか。

 

 

図書館へ行く習慣は、子どもの頃からの習慣で、親の習慣でもありました。物心ついた頃から、図書館へ行くことが普通になっていたのです。

本を買ってもらった経験はあまりないですが、図書館へ連れて行ってもらった記憶はずっとあります。昔の習慣ってなかなか抜けないですよね。特に子どもの頃からの習慣は。

 

そう考えると本を買う、という経験は独り暮らしを始めてからかもしれません。割と同じ本を繰り返し読むことがあるので、この本は!と思う本は手元に置いていつでも読めるようにしています。

そうすると本や漫画が増えていくので、年に一回は手放す検討もしています。もし手放しても、時期が来ればまた私の手元に戻ってくるかと。

 

 

図書館で本を借りて読む、という習慣を子どもの頃に身に着けることができて良かったなあと思います。

本が読みたくても買えないから諦める、ではなくて図書館へ行こうと思えること。

今は好きなだけ本を買うことができるけれど、図書館で本を探して借りて読むという行為はまた別の良さがあります。

そして、図書館という受け入れてくれる場所があるということも私にとっては大切なことです。

 

自分の習慣とはいえ、図書館へ連れて行ってくれた親に感謝です。