全速力で走り抜くことには限度があるという話

 

今、少し息切れしている感覚があります。毎日課せられること、私が自分自身に課していること、そのすべてをこなしている。こなそうと時間を作り、何かを削っている。

気づかないうちに追い込んでしまうのは、私の悪い癖ですね。今まではそれでよかったのかもしれない。息切れしても立ち止まることなく走りながら調整できていたし、地力があったと思うので。

 

けれど、今の状況はそんなに簡単な事ではないのだと、私の身体自体が教えてくれました。明らかに今までにはない反応があり、「私ってこんな風だったっけ?」と不安を覚えるような感触。

私自身が気づかないところで、オーバー気味に走り込んでいたのだと改めて感じました。

 

 

こういう時、意外と精神的な部分は歯止めがきかないんだなあとも思ったり。それどころか何かアドレナリンが出ているような感じで、進めるだけ進もうと突き進んでしまう。

身体がストップをかけたことは初めてではないけれど、これだけ精神的なものと齟齬があるのは初めてかもしれません。

 

身体のストップも精神的ないけいけどんどんな部分も、どちらも大事にしたいです。どちらか一方を取ると、後でしっぺ返しがあるので。それも大きなものになって返ってきて、立ち止まらざるを得なくなります。

その状況は避けたい。

 

 

私にどれくらいのキャパシティがあったら、駆け抜けることができるかなあと思います。何も考えず、後にどうなっても良いからその時を走る。

 

でも、その時ってどのくらい?一瞬?それとも数時間?数日?数ヶ月?

先の見えない全速力は、きっと壊れてしまうから。

 

トップスピードのまま駆け抜けられなくても、ジョギングで走る日もあればウォーキングでも良いじゃないか。

今はそう言い聞かせながら、身体を休めることに集中してもいいのではと思いました。

 

 

一度休むとずっと怠けてしまいそうで不安になる。それもまた、自分らしい考え方というか。その不安に突き動かされて、今までやってこれたんじゃないのかと、これまでの私があるのではないだろうかとも思うことがある。

けれど、休むことは過去の否定ではないから大丈夫。

 

 

走ることは苦しいけれど楽しくもあるから、走り続けたいんだなあ。でも走り続けたいなら、休まなきゃ無理だよねというわけです。

余計な力を抜いてゆるめれば、今の感覚も徐々に減っていくだろうと期待して。