部屋で「生きている」ものが自分だけだと思った時、なんだか寂しいような悲しいような、そんな気持ちになったことはありませんか。
私はあります。独り暮らしですもの、ある程度致し方ないことではありますが。
そんな思いを抱えていたある日、近所の花屋で見つけたのがコーヒーの木でした。
まっすぐ上に伸びる姿。濃緑の、つやつやとした小さな葉っぱ。一目で気に入り購入しました。
でも後で思いました。
「コーヒーの木って日本で育てられるの?」
珈琲豆の生産地が亜熱帯~熱帯のイメージだったので、日本で育つイメージが無かったのです。
そこで、コーヒーの木について調べてみました。
結果、【観葉植物として育てることができる】と分かりました。
そんなコーヒーの木についてご紹介します。
コーヒーの木について
最近はインテリアとしても人気のあるコーヒーの木。まさに良く知っている、コーヒーの原料となる植物です。
つやつやとした濃い緑色の葉っぱが可愛らしく、部屋にあると存在感があり思わず目が惹かれます。インテリアとして人気があるのは確かにわかるかも。
お部屋でワンポイントとして育てるのもいいかもしれません。
ゆくゆく珈琲豆がとれて、自家製のコーヒーが飲めるのかな?なんて淡い期待をしましたが、どうやらなかなか難しいようです。ですが、うまく育てることができるとジャスミンのような香りの白い花を咲かせるそう。豆の収穫までは叶わなくても、花が咲くのを楽しみにしてもいいですね。
花言葉は?
コーヒーの木の花言葉は「一緒に休みませんか」。まさにコーヒーを飲んでリラックスするイメージですね。
家族や友人、大切な人へのプレゼントにもぴったりです。
プレゼントする時にはさりげなく花言葉を添えたメッセージや、コーヒーとお茶菓子を合わせても良いかもしれません。
私は花屋でコーヒーの木を見たとき、その花言葉を見て「ああコーヒー飲んでゆっくり休みたい」と思ったので(疲れていました)、コーヒーの木につられて休む、そういう気持ちになる人もいるのではないでしょうか。
どこで購入できる?
私は花屋で見つけましたが、幼木を園芸店やホームセンターなどでも見たことがあります。
最近はインテリアとして人気なので、100円ショップでも購入できるようです。観葉植物を初めて育てる人は、霧吹き等育てるのに必要な物をついでに購入できて便利ですね。
実際購入するときは、濃い緑色の葉っぱがつやつやしているもの、幹がしっかりしているもの、元気が良いものを選ぶのが良いとのこと。せっかく家に迎えるんですし、元気に育ってほしいですからね。私も購入するときはよく観察しました。
育てるのは難しい?
日当たりと温度に注意していれば、比較的育てやすい観葉植物であるようです。
日当たりの良い場所を好むので、レースのカーテン越しの窓辺で育ててあげると良さそうです。ただし直射日光を当てすぎると葉焼けの可能性があり見た目が悪くなるため、注意が必要とのこと。熱帯の植物で日差しに強いと思っていたので、意外でした。
寒さにも弱いため、温度が10℃以下にならないように温度管理はしっかりと。冬は部屋で気温が下がらない場所が良いでしょうね。日の当たる時間帯には窓辺へ移動させて日光浴させてあげると良いみたいです。
あと気にかけることは、水やり。土の表面が乾いたらしっかりと水やりを。特に春夏はたっぷりと水やりをするのがよさそうです。逆に秋冬はそこまでする必要はなく、控えた方が良いとのこと。定期的に葉水をして 虫を付けないようにすることも大事です。
日本でも十分に育てられるということが分かって安心しました。
私は花屋で運命的な出会い(?)をしてから、早2年。日に日に大きくなり、元気に育っています。
また、部屋に私以外の「生きている」ものがいるということが、なんだか嬉しい。
手をかければかけるほど、愛着が沸いてきました。
まだ花が咲くような感じではないですが、楽しみに待ちたいと思います。