笹につるす願いごと


みなさん、こんばんは。

 

七夕ですね。

今日は朝は天気が良かったので良かったと思いきや、午後から天気が悪くなる始末…途端に蒸し蒸ししてきました。蒸し暑いです。

七夕ってあまり晴れているイメージがありません。天の川も見ることができず、織姫と彦星が会えないね、と言うことの方が断然多い気がします。何故でしょう。

梅雨明けをまだしていないことの方が多いからですかねえ。

 

 

近所のスーパーでは、大きな笹が飾ってありたくさんの短冊がつるしてありました。ちらりと見てみると、大人の字で健康について書いてあるのが多かったですねえ。気持ちは分からないでもないです笑。

子どもは、「たくさん○○を食べられますように」なんて子どもらしい願いごとが書いてありました。たくさん食べさせてあげたい。

子どもは自分の欲望に素直だなあ。自分のことをよくわかっているというか。

 

横目に見つつ、私は素通りしてしまいました。あまり願いを書くことは得意ではありませんし、人に読まれると思うと何となく身構えてしまいます。

口に出して自分の望みを言うということは、大事なことだと分かってはいるのです。自分だけで叶えられることは自分で思っているよりも少ないですし。

本当に叶えたい願いだけ、と思うこともありますが「本当に叶えたい願い」ってなんでしょう。言うだけならタダと言う人もいますが、度が過ぎた願いごとは図々しい人・厚かましい人として周囲に認識されます。そういうリスクというか、マイナスに作用することがあるので決してタダではないと思うのですよね。

 

でも、時には手を借りなければできないこともあります。その時に、どれくらい望みを伝えられるのか。手を貸してもらえるのか。

こればっかりは、日頃の行いも関係してきそうですね。

 

 

子どもの頃は、笹をいただいてきて家の玄関に飾り短冊をつるしていました。期間限定である季節の飾り。なんとなくわくわくした記憶があります。

折り紙を適当な形に切って、お気に入りのリボンを使って短冊を作って。上の方につるした方が願いごとが叶うからと、目いっぱい手を伸ばして短冊をつるしていました。よく笹がしなっていて、つるし直すこともしばしば笑。

 

あの頃の私は、なんて願いを書いたのだろうなあ。