綺麗なひと


みなさん、こんばんは。

夜中に一雨降ると、朝方は何となく涼しい気がしますね。蒸し蒸しするのには変わりないのですが、心持ち空気が冷えているような。

そういえば地元では、夕方に打ち水をやっている家が多くありました。植物に水やりもかねていて、あれは理にかなっていることなんだなあと今さらながらに感じたり。

今住んでいるところでは、あまり見かけません。光熱費も高騰しているし、水道代も節約の対象になっているのかもしれませんね。

 

 

外出をするとき、特に多く歩くことを想定するときは専らスニーカーが多くなりました。もしくはペタンコのヒールの無い靴で歩きやすいもの。

持っている服の系統からスニーカーを履くことは避けていた時期もあるのですが、今は綺麗めなスニーカーもあり合わせやすくなりました。ここ最近は体力を考えても、スニーカーって楽だなあと思わずにはいられません。

 

 

そんな中でも、外出先によってヒールを履く場面があります。

スーツで行かなければならないとき、カジュアルな服装では入るのに気が引ける場所...TPOに合わせた服装を心掛けると、どうしても外せなくなります。

どんな服装でも自分は自分でしかないのだけれど、「きちんとした」服装を求められるとヒールは外せないなあと思ってしまいます。

 

 

そういう「きちんとした」服装でヒールを履いて、いざ玄関の鏡の前に立ってみると。

いつもより背筋の伸びた、しゃんとした姿になる自分。

 

その姿を見ると「ああ、入っているなあ」と思います。いつもぐにゃりとした背筋が伸び、ゆるんだお腹に力が入り、胸が開かれて空気が肺に入る。

顔つきもどことなく変わって見えます。武装して戦場に向かうような。

どこに向かっているんだとはさておいて笑。

 

そんな自分の姿を見るのもまた、良いものだと思うのです。

基本的にはゆるくゆるく生きていきたいし、武装して気の張りつめた毎日を過ごすようなことはしたくはないのですが、たまには。ときどき。

そんなGAPのある姿を、自分自身に与えてみてもいいのではと思ったり。

 

 

街中でヒールを履いて颯爽と歩いておられる人に、思わず目を奪われます。

いざ自分がまったく同じ服装をして、ヒールを履いてもあんな風には見えないだろうなあ。

 

あんな風になりたい!と積極的に真似をすることはなくなりましたが、そういう姿を見かける度にはっと気を引き締めるようになりました。

決して無理なく、しなやかで流れるように歩く姿にはいつだって憧れます。