基本的に自炊なので、お昼ご飯にはお弁当を作り持って行っています。自分で作って、自分で食べる。お弁当の中身の驚きは無く、味付けも好みに偏りがちです。
夕飯を多めに作りそれを朝ご飯とお弁当に流用していることも多いので、3食同じものを食べている日もあります。そのあたり、独り暮らしの特権ですねえ。しばらく同じものを食べ続けても平気な人間です。
そんな毎日のお弁当作りですが、最近ひとつ楽しみがあります。
それは梅干しを選ぶこと。
お弁当は大体ご飯を詰めているので、梅干しを必ず入れています。傷み防止もありますが、もともと梅干しが好きなのです。
塩分が高いのであまりたくさん食べるのは控えていますが、毎日ひとつは必ず食べたい。独り暮らしを始めて長いですが、冷蔵庫に梅干しを切らしたことは一度も無いと断言できます笑。他の調味料は結構切らしてしまうこともあるのですが。
そんな私の家に今、梅干しが2種類あるのです。
ひとつは甘いはちみつ梅。もうひとつは酸っぱいかつお梅。
普段は1種類を購入し、使い切る頃に新しい梅干しを買います。ですが、以前梅干しを買った次の日に偶然はちみつ梅をいただいたのです。大粒の、ちょっとお高めのものです。
このはちみつ梅、とっても美味しいのです。程よい酸味も残しつつ少し甘みが感じられ、柔らかくもしっかり味の付いている果肉でご飯がすすみます。
お弁当に入れるには少し大きいので、いつも半分に切って入れています。一粒だとなんだかもったいない気分になるので…種がついている方が少し大きいので、その日はちょっとラッキー。
もつひとつのかつお梅もまた、美味しいのです。王道の梅干しで、酸っぱいけれどかつおの風味が効いていて、まろやかになっています。果肉がしっかり目で「梅干しを食べている」と感じさせてくれます。
個人的に青菜系のおかずを作っているときは、かつお梅を入れたくなります。緑×赤のコントラストがよいのと、味付けもお醤油の味付けが多いので合うんですよね。
この2種類の梅干しを前に、いつもお弁当に入れるのをどちらにしようか迷います。とても贅沢な悩みです。
これまでの傾向では、おかずが洋風のものが多かったらはちみつ梅を。味付けが淡白なものが多かったら、かつお梅が多いですかねえ。
どちらも美味しいので、どちらが入っていても嬉しいのには変わりないのですが笑
お弁当を開けると、ご飯の真ん中にいる梅干し。
それだけで少し嬉しくなるのです。
