夏の味

 

みなさん、こんばんは。

暗くなるのが早くなったので、夜が長く感じるようになりました。秋の夜長とはいうものの、過ごしやすければ良いのですがなかなかそうもいきませんね。まだまだ暑いです。

 

日が落ちていく時の、薄暗い時間帯は何か悪いことが起きそうであまり好きではありません。ほんの一瞬のことであるのに、その一瞬で変わってしまうこともありますし。

子どもの頃は、この時間帯は街灯がついていなくて見えにくいから車に気をつけなさいと親によく言われたものです。田舎は街灯すらないところも多いので、なおさらですねえ。

 

 

先週からずっと、とうもろこしを食べています。小分けして冷凍しているので、毎日ちょっとずつ。電子レンジであらかじめ温めて食べられるようにしておいたものを冷凍するので、食べるときはレンジで1分。食べるまでに時間がかからず重宝しています。

この夏はもう終わりかなあと八百屋さんで見かけてつい買ってしまったら、次の日にいただいてしまい。もう終わりだから~とお話されていたので、やはり夏のものは終わりのようです。寂しい。

それにしても9月に入って、夏の間に食べたとうもろこしの倍以上を食べることになるとは笑。もう9月も夏と思ってもいいのかもしれませんね。

 

 

とうもろこしを食べると、夏だなあと思わずにはいられません。

緑色の皮に包まれた、真っ黄色の中身。皮をむいだ時に、ぴかぴかの黄色い中身が見えるまでドキドキします。いざむいでみると、成長が悪く実がついていないこともあるからです。市販で売られているものはあまりそんなことは無いのですが。

 

子どもの頃、祖母の畑でとうもろこしを作っていました。夏になると楽しみにしていたのですが、特に楽しみにしていたのが収穫で。

とうもろこしの頭から出ているひげを確認して、ぽきっと軸からはがすように折るのです。綺麗に折れるときとそうでない時があって、なかなか難しいんですよね。何が違ったんだろうなあ。

そうやって収穫したとうもろこし、皮をむぐとたまに実がついていないことがありまして。自分で収穫したものに実がついていなかったときは、もうがっかり。食べるまでが1セットですからね。悲しいやら悔しいやらで、ふて寝することもありました笑。

結局他のとうもろこしを食べて機嫌は戻るんですがねえ。単純です。

とうもろこしに一喜一憂している子どもの頃が、なんだか懐かしくて羨ましいです。

 

 

そんなことを思い出しつつ、夏の味を今しばらく楽しむこととします。