絵を描く人

 

みなさん、こんにちは。

昨日の中秋の名月、ご覧になりましたか。私はすっかり忘れていて、今朝そういえばお月見だったと思い出しました。昨日の朝ニュースでお月見の話が出ていたので、お団子食べたいなあと思っていたのに。花より団子です。

しかもお団子も忘れて、結局食べていません笑。こういうイベントごとでしか出ないような商品もあるので、食べたかったのになあ。

 

 

 

季節を感じられる商品が好きです。

普段食べている商品もパッケージが変化していて、ワンランクアップしているような気分になります。中身はいつもの味なのに、特別感を味わえますよね。デザインの力。

私は絵心が無いタイプなので、そういう美術系のお仕事をされている人を本当に尊敬します。色使いや構図が、どうしてそんな風に描けるのかいつも感動してしまいます。

 

 

子どもの頃、友人が絵を描くのを見ているのが好きでした。その友人は絵が好きで、しかも上手。描いてほしいものを言うと、さらさらと描いていくのです。頭の中を、神経を通して手に伝えてそのまま紙に描いていく。写していく、といっても良いのかもしれません。

目の前で、ただの線が絵に変わっていく。その境目がいつも不思議で、ずっと見ていられました。

 

 

絵を描く人は、観察力が凄いのだなあと感じます。

全体的なバランス感覚ももちろん素晴らしいのですが、細部まできちんと観察して絵に描かれていることが多いのです。そんな模様があったかなと思うようなところも、絵に表現されている。

 

そういう細かいところまで見ているからこそ、ひとりひとり違うのだと感覚で分かっている人が多い印象があります。同じ人が誰一人いない、だからこそ等身大のままでいいというような。自分を大きく見せるでもなく、また過小評価もしない。

あくまで私の周りにいる人たちの印象ですが、話していて居心地が良いなあと感じることが多いです。「受け入れてくれる」という安心感があります。

 

 

友人を見ていて、こんな風に絵を描くことができたらと思ったことがあります。

絵を描くことが楽しくて、やらずにはいられないというように描いていた友人。なぜそんなに楽しそうなのかと聞いた時、「絵を見て喜んでもらえることはもちろん嬉しいけれど、それ以上に自分が好きだから描いている」と言っていたことを思い出します。その楽しそうな顔が忘れられません。

自分の好きなものが分かっているということが羨ましい。

 

 

私もあんな風に何かに打ち込むことができたら、と思わずにはいられません。